29歳で亡くなった有名人を調べてみた
自分はもうすぐ30歳になります。人間生きていれば勝手に歳をとっていくものだし、生き続けていれば30になるのは当たり前、でも、中には30歳を向かえることなく亡くなった方も、もちろんたくさんいらっしゃいます。
29歳で亡くなった方を調べることで、無事に30歳になれることを前向きに考えられたらなと思い、調べました。
参考サイトは以下です
①全員は紹介できないので、自分が知っていたり、興味のある著名人をピックアップして書いています。
②亡くなったのが最近の方から書いていきます。
③各著名人について、wikipediaやネットからの情報を元に書きますが、間違ったことを書いてしまう場合もあります。
④その著名人に対する、僕個人の感想なども書いています。
以上を理解されたうえで、ご覧ください。
では、本編スタートです。
津野 米咲(つの まいさ、1991年10月2日 - 2020年10月18日)
死因:自殺
ロックバンド「赤い公園」のギター・コーラスの方です。去年亡くなったばかりで、まだ1年と経っていません。彼女の特筆すべき点として、赤い公園のほとんどの楽曲の作詞作曲をしていました。赤い公園は彼女が亡くなった後、2021年5月28日にラストライブを行い、解散しています。
楽曲提供も数多くされています。SMAPの「JOY!!」、モーニング娘。16の「泡沫サタデーナイト、Buono!の「ソラシド~ねえねえ~」などが知名度の高い曲です。
バンドの中で、誰が欠けてももちろん嫌なものですが、作詞作曲をしている人が亡くなってしまうことはバンドにとってとても大きいものです。後でも書きますがフジファブリックというバンドの志村正彦も29歳で亡くなり、彼もまた作詞作曲を同バンドで行っていました。バンド「赤い公園」は解散し、「フジファブリック」は今も継続し、別のメンバーが作詞作曲を行っています。バンドを解散するのも、継続するのも、そのどちらにも苦悩があって、どちらが正解とかはないのだと思っています。
京都アニメーション火災で亡くなった方のうち2名
2019年7月18日に36人の死亡者を出した事件で、ご存知の方も多いと思います。その中にも29歳の方が2名いらっしゃったそうです。お二方の名前も調べると出てきますが、芸能人というよりは一般の方に当たると思ったので、当ブログでは名前は書きません。
チェ・ドンハ(채동하、蔡 東河、1981年6月23日 - 2011年5月26日)
死因:自殺
韓国のグループsg WANNA BE+(エスジーワナビー)の元メンバー
で初代リーダーです。現在でも活動している音楽グループです。日本でも2006年~2012年くらいまでは東京などでライブを行っていたりと、ある程度の知名度はありましたが、現在はあまり名前を聞かなくなりました。
富澤 勝行(とみざわ かつゆき、1980年6月20日 - 2010年3月18日)
死因:事故死(交通事故)
競輪選手。千葉県栄町にて大型トラックと衝突し、頭の骨を折るなどしておよそ3時間後に死亡。警察の調べによると、対向車線側の歩道を他の競輪選手5人と一緒に走行。その際に車道との間のポールに接触してバランスを崩し、前から来た大型トラックに衝突したと見られている。
志村 正彦(しむら まさひこ、1980年7月10日 - 2009年12月24日)
死因:不詳(突然死、病死、過労死、自殺など諸説あり)
死因についてはさまざまな説があるため、ここではあまり触れません
バンド「フジファブリック」のメインボーカル・ギター、作詞作曲
フジファブリックは作詞作曲とメインボーカルを務めていた志村の変わりを別メンバーが行いながら、現在でも活動しています。バンドの知名度も高く、大阪城ホールなどでもライブを行えるくらいに成長しています。
この方が亡くなったときのことは覚えています。ちょうど自分が高校3年生の受験勉強をしていたクリスマスだったと思います。イブだったか、それともクリスマス当日だったかは忘れてしまいましたが、報道の第一報があったのが夕ご飯を食べている時間帯でした。音楽が好きで、ちょうどフジファブリックを中心にリピートで聞いていたので、まさか死ぬとは思ってなかったのでとても驚きました。大人になった今では「人はいつ死ぬか分からない」ということを知っていますが、当時高校3年生の僕は、人が急に死ぬことを理解していなかったのですね。だからこそ、今振り返ってもすごく驚いた経験でした。
小松 則幸(こまつ のりゆき、1979年4月21日 - 2009年4月13日)
死因:事故死(水死・溺死)
ボクシングといえばWBCやWBAなどが有名ですが、この世界タイトルにも挑戦していた実力のあるボクサーのようです。亀田兄弟の次男、亀田大毅選手との試合を来月に控えていました。精神修行のために、京都市内の寺院から紹介を受けた滝を、トレーナーら計5人で訪問し、他4人は滝に近づかなかったが小松氏は他の方の制止を振り切り、服を脱いで滝に下りていったそうです。その後、なかなか帰って来ず、滝つぼで亡くなっているのが発見されました。誤って足をすべらせ、そのまま溺死したと考えられています。
川田 亜子(かわだ あこ、1979年1月17日 - 2008年5月25日)
死因:練炭自殺
アナウンサー。
「サタデースクランブル」「がっちりマンデー」「Goro‘s bar」などに出演。
亡くなる前に家族に自分が生きている意味を聞いていたりと、気分が落ち込んでいる様子だったそうです。自宅近くの駐車場の車内で練炭自殺で亡くなっています。
しんが ぎん(1972年7月10日 - 2002年5月26日)
死因:非公表
漫画家。「鬼がきたりて」「少年探偵Q」
似た名前の漫画に「探偵学園Q」がありますが、そちらとはまったくの別物です。連載作品はいずれも2巻までに打ち切りになっており、いわゆる売れない漫画家ではあります。ですが「るろうに剣心」のアシスタントをしていたり、「ワンピース」の尾田栄一郎とも仲が良かったそうです。死因は非公表ですが、拒食症だったという説もあります。詳細は不明です。
新山 志保(にいやま しほ、1970年3月21日 - 2000年2月7日)
死因:病死(急性白血病)
声優 「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」星野光
「CRAMP学園探偵団」鷹村蘇芳
セーラームーンの星野光としての曲「銀河一身分違いな片思い」も有名です。とても綺麗な歌声で、ボーイッシュな声質で綺麗な声だなと思いました。急性白血病には2種類あり、急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病があるのですが、新山さんがどちらだったのかはネット上で調べても分かりませんでした。ですが新山さんのwikipediaには「夏頃に倒れ」とあることからその倒れた原因が貧血であれば、貧血→体内の赤血球の減少→骨髄の異常なので、骨髄性白血病なのでしょうか。もう少し、勉強してみます。
白血病といえば近年では水泳の池江璃花子選手が有名ですね。彼女は急性リンパ性白血病であることが知られています。今だからこそ回復事例が増えてきた白血病ですが、20年以上前である当時は白血病は今よりも未知な部分も多く、とても怖い思いをしたと思います。分からない病気に直面することは恐ろしいことだと思います。
村山 聖(むらやま さとし、1969年6月15日 - 1998年8月8日)
死因:病死(癌)
将棋奨励会入会から2年11ヶ月でプロになっており、これは羽生善治よりも早いスピードだったそうです。また、村山さんは5歳の頃にネフローゼ症候群の診断を受けており、難病と戦いながら活躍したことでも知られます。羽入義治との戦績は6勝7敗でよきライバルでした。村山さんの生涯は「聖の青春」(さとしのせいしゅん)という名のノンフィクション小説にもなっており、これは2001年にスペシャルドラマとして放送され、さらには2016年には松山ケンイチ主演で映画化もされている。また、都市伝説だが藤井聡太氏が生まれたのが2002年7月19日と村山の死後だったため藤井聡太は村山聖の生まれ変わりとする都市伝説もある。
村山さんは順位戦A級(将棋会のトップ11人に当たる)にまで登りつめますがネフローザの症状から脱力感、血尿などにより不調に、B級に降格してしまいます。さらにはその直後、27歳の時に進行性膀胱癌が見つかります。膀胱を摘出する手術を行うなど体力的にも厳しい中、将棋の試合も休むことなく戦い、A級に復帰する。しかし翌年春、癌の再発・転移が見つかり将棋を休戦し、療養に専念することを決める。同夏、死去。
将棋にあまり詳しくなく、間違った事実を書いていたらすみません。ですが、この記事を書いていて、とても勉強になった方です。村山さんの名前は初めて知りましたが「こんな方がいたんだな」って思いました。劇的な人生だなと思います。30歳も40歳も生きていたいと、そう願ったのではないかなと思います。
プラム麻里子(プラムまりこ、1967年11月1日 - 1997年8月16日)
死因:事故死(試合中の事故死)
プロレスラー
日本で初めて、プロレスの試合中に亡くなった方です。技を受けた後、意識不明の重体になり、病院で開頭手術を行いました。手術は成功しましたが、その翌日容態が急変、亡くなりました。急性硬膜下血腫、脳挫傷でした。
プロレスの試合中の死亡はプロレスリング・ノアの三沢光晴が有名かと思います。こういった事案を忘れずにいるからこそ、プロレスがより安全に、見ている側も楽しく見れるよう、選手たちの技量だったり、プロレスの道具だったり、医療体制が見直されてきたのだと思います。
以後、29歳で亡くなった歴史上の人物を何名か挙げていきます。どんな人物かなどの詳細は省略させていただきます。
新美 南吉(にいみ なんきち、1913年7月30日 - 1943年3月22日)
死因:結核
小説家 「ごんぎつね」など
小林 多喜二(こばやし たきじ、1903年12月1日 - 1933年2月20日)
死因:拷問死
小説家 「蟹工船」など
波多野 秋子(はたの あきこ、1894年10月- 1923年6月9日)
死因:自殺(有島武郎と心中)
中岡 慎太郎(なかおか しんたろう、1838年5月6日- 1867年12月12日)
死因:暗殺(近江屋事件で殺される)
幕末志士 坂本龍馬と一緒にいたところを襲撃されたといわれている
吉田 松陰(よしだ しょういん、1830年9月20日-1859年11月21日)
死因:死罪による処刑死
武士、教育者 大老、井伊直弼により老中暗殺計画の罪で死罪判決を受ける
浅井 長政(あざい ながまさ、1545年-1573年9月26日)
死因:自害